サラリーマンのはじめての土づくり

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こんにちは、Mitsuoです。

野菜を作る場所をえらぶときは通いやすい場所、管理しやすい場所で選ぶのが良いと思います。

なにより続けられる場所をえらぶことは大事です。

しかし、そこにいい土があるとは限りません。

ではどうするか、いい土がないのであれば作るしかありません。

この記事では、そもそもいい土とは何か、いい土はどうやって作るかをまとめました。

畑いじりを始めてまだ3か月ほどの私ですが十分に対応はできましたし、知っていればそれほど難しいことでありませんのでぜひ挑戦してみてください。

そもそもいい土とは何か?

まずは目標をはっきりさせるということで「いい土」について整理したいと思います。

育てたい植物にもよりますが、一般的にほとんどの作物にたいして以下のような条件がそろったときにいい土といいます。

  1. 水はけ、水持ちがいい
  2. 通気性がいい
  3. 酸度がちょうどいい

水はけがいいと、水持ちがいいは矛盾しているようにも見えますが、水は抜けているものの土中に水を含んでいるような状態をさしています。

水たまりが長くできるようなど水はけがよいとは言えません。

こういった好条件がそろう土をつくっていくことが目標になります。

土づくりは場所選びから?

土づくりと聞くと、土に何かを混ぜることをイメージすると思いますが、その前にいい土を長く保つためには場所選びが重要になります。

畑をつくる場所にいくつか選択肢がある方は以下のような条件がそろう場所、そろいやすい場所をえらんでください。

いい土の条件と似ていますが、いい場所にはいい土ができるので似てしまうのです。

  1. 日当たりがよい
    土の状態の維持、植物の光合成のためにも一番重視される条件です。
    できれば半日以上、少なくとも2~3時間は日の当たる場所を選んでください。
  2. 水はけがよい
    水は植物にはかかせないものですが、いつまでも水たまりになって留まっている状態はよくありません。
    植物が呼吸しずらくなり、土の状態も悪くなってしまいます。
    雨が降った後に大きく水たまりになる場所は避けましょう。
  3. 風通しがよい
    風通しがよいと病虫害を防ぎやすくなります。
    日当たりがよく開けた場所だと風通しがよいことも多いと思いますが、あまり強風にさらされ続けることのない適度な風が吹くところを選びましょう。

いい土を作るために用意するもの3選

畑にする場所が決まったらいよいよ土づくりをはじめましょう。

早く種をまき、苗を植えたくなるところですが土づくりはとても大切です。

ここでどれだけ丁寧に、適切にできるかがこの後の野菜の生育に大きく影響すると言われています。

これから紹介するものをそろえて、種や苗を植える少し前から計画的に土づくりを始めてみましょう。

牛糞たい肥

牛糞たい肥は牛糞にワラやおが屑(くず)などを混ぜてたい肥化させたもので、とてもポピュラーなものです。

窒素、リン酸、カリをほどよく含んでいて、それぞれ、葉、茎、根の成長を助けてくれます。

また、土の中に新鮮な空気が入りやすくなる効果もあって、通気性がよくなります。

必要量は袋に書いてありますが、1㎡あたり2kgほどになります。

牛糞たい肥を入れた後の畑はとてもフワフワになります。

糞と言っても臭くないので安心して土に適量を混ぜ込んでください。

また、種まき、苗を植える2週間前に土に混ぜて馴染ませましょう。

石灰

石灰というと運動会の白いラインを思い浮かべる方はいるかもしれません。

その石灰です。

日本の土は酸性雨の影響で酸性に傾いています。

これを弱酸性(ph 5.5~6.5程度)にして野菜にとってよい環境をつくるために、アルカリ性の石灰を混ぜて調整します。

石灰にも種類があり、アルカリ性の強い順から消石灰、苦土石灰、有機石灰となります。

消石灰はとてもアルカリ性が強いので注意が必要です。

有機石化はアルカリ度は弱いですが、他の石灰とは違い土に混ぜた後すぐに種まきや苗植えができるメリットがあります。

苦土石灰が一番無難でしょう。ただ、消石灰と同様、土に混ぜた後は2週間ほどなじませる必要があります。

袋に書いてある必要量をよくみて使うようにしましょう。

土のphは測定器で調べることができますので参考にしてください。

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化成肥料

化成肥料は簡単にいうと植物に栄養を与えるために加えます。

牛糞たい肥にも植物に必要な栄養素が含まれていますが、十分ではないため化成肥料を加えます。

化成肥料は加工されているので必要量も明白で扱いやすいところがメリットです。

一方で効果の持続が短いというデメリットもあります。

私は最初に鶏糞を混ぜましたが、後から鶏糞を加える(追肥する)やり方もあるようです。

その都度、化成肥料を加えるのもひとつのやり方ですし、鶏糞などのj持続力のある有機肥料を混ぜるのもひとつのやり方です。

ご自身のやりやすい、管理しやすいやり方を探ってみるのが良いと思います。

いい土を作るためのポイントとは?

最後に私が土づくりをしてみて感じたことを書いておきます。

いい土を作るのに大事なことを「しっかり混ぜて、しっかり待つ」ことだと思いました。

早く種をまいて、早く苗を植えて育て始めたい気持ちがあると思います。

始めて畑をもった場合はなおさらです。

しかし、冒頭でも書きましたが、土づくりはその後の生育にとって大切なものです。

必要な量をしっかりと土に混ぜて、たい肥や石灰が馴染むまで2週間ほど待ちましょう。

また、2週間は雨が少ない時期が理想ですので天気予報も確認しておくとよいです。

まとめ

いい土を作るために必要なもの、ポイントをまとめました。

ここに書いたことが全てではもちろんないですし、正解とも限りません。

はじめての土づくりは分からないことも多いと思いますが、まずは自分でよいと思う方法を決めて試してみてください。

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