サラリーマンの畑の始め方

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こんにちは、Mitsuoです。

畑いじりに興味をもったサラリーマンがまず初めに悩むものはなんでしょうか?

それは『どうやって自分の畑を持つか』ということだと思います。

私もこれに悩み、自分にあった方法はいろいろと調べました。

ここでは代表的な3つの方法について説明し、それぞれのメリット、デメリットについて考えます。

サラリーマンが畑をもつ方法3選

畑をもつ方法は本人の経済状況や住んでいる環境、場所によっても異なりますが、代表的なもの3つご紹介します。

自宅の庭で畑をはじめる

戸建ての家をお持ちの方で、小さくても庭のある方は自宅の庭で畑をはじめるのが良いと思います。

他の記事でも書きますが、土づくりはそれほど難しくはなく、鍬一本とたい肥などをホームセンターが買えば十分できる作業です。

そもそも庭がない人にはできない方法ではありますが、考えらるメリット・デメリットは次の通りです。

メリット

  • 目の前に畑があり管理がしやすい。これが最大のメリットだと思います。
  • 小さなスペースからはじめられる
  • 時間や季節を気にせず、自由にはじめらる

デメリット

  • 畑が小さくなりやすく、大きな収穫は望めない
  • 経験者に出会いづらく、教えてもらいにくい
  • 背の高くなる野菜などは近隣住民への配慮が必要

これから紹介するほかの方法と併用しやすいのも自宅の庭の優れているところです。

「管理がしやすい省スペースの畑」なんて本当に最強だと思います。

私はマンション住まいなのでこの方法はとれませんでしたが、正直、この方法が使える方がとてもうらやましいです。

場所をレンタルして畑をはじめる

あまり知られていないかもしれませんが、畑は一定期間レンタルできる方法がいくつかあります。

  1. 区民、市民農園
    お住まいの区や市で管理している畑を1~2年ほどレンタルすることができます。
    農家さんが減っていく中で副業として畑に挑戦する方たちを応援するため広がっている取り組みです。
    私もこの方法で畑を借りています。
    いくつか例となるもののリンクを貼っておきますので参考にしていただき、ご自身の近くでも同じような取り組みが実施されていないか確認をしてみてはいかがでしょうか?
    葛飾区区民農園
    神奈川県市民農園
    札幌市市民農園
  2. シェア畑
    こちらは行政ではなく、株式会社アグリメディアというところが展開しているサービスです。
    区民農園と大きく違うところはかなり手厚く野菜作りのバックアップをしてくれる、という点です。
    苗の準備や農具などすべて揃えてくれています。
    雑草の処理など週に1度くらい畑に行けばよい、とHPではうたわれています。
    料金が多少かかりますが、初めてつくる野菜を失敗なく作りたい、という方にはよいサービスだと思います。
    シェア畑

メリット

  • 農具などを用意する必要が多くの場合ない
  • アドバイザーがついていることが多い
  • 自分で畑を所有しない分、気軽に始められる

デメリット

  • 自宅の近くで畑を借りられない可能性がある
  • 畑を借りることに料金がかかる

あまり広い畑でなければ大掛かりな重機は必要なく、鍬やレーキ程度があれば十分なのですが、初めて畑をはじめる場合はこれを用意するだけでも手間です。

簡単な農具が用意されていることが多いのが畑を借りることの大きなメリットだと思います。

ただ、こういったサービスが自宅の近くで展開されているかが問題です。

畑は手軽に身に行ける距離にあったほうが良いです。

車で30分くらい圏内、遠くても1時間までにしておいたほうが良いと思います。

これ以上遠いと通うことが負担になってしまって、畑を続けられなくなってしまう可能性が高いです。

自治体から取得して畑を始める

こちらは少しハードルが高いかもしれませんが、本格的に起業し就農する、という方法です。

全国ではほとんどの地域で農業の担い手を募集している状態ですので間口が広がっているのは間違いないと思います。

しかし、畑を間借りするわけではありませんので長い間その場所で農業をやっていくことになりますので周囲の方たちとのつながりがとても大切になってきます。

半端な覚悟で畑を始めて、周りの畑に悪影響がでるようでは困りますので新規就農者は注目されると思います。

サラリーマンを副業に、畑を本業に、という意気込みの方がチャレンジするのがこのやり方だと思います。

メリット

  • 慣れてくれば大きな収穫量が期待でき、本格的に農業をはじめることができる
  • 転職を考えている場合、その選択肢になり得る

デメリット

  • 兼業ではできないことも多く、農家として専業となることを考える必要がある
  • 農具など必要なものをそろえるのに初期投資で大きなお金が必要になることが多い

資金の確保、販路の確保などいろいろと必要になってきますのでここでは詳しくはかきませんが、挑戦することを頭に置きながら手近なところから野菜を作ってみることをお勧めします。

私が就農について学んだ本でおすすめの二冊を以下に載せておきますので参考にしてください。

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【番外編】ベランダで畑をはじめる

庭がない、近くにレンタルできる畑がない、就農することはもちろんできない、という方にお勧めなのが「ベランダ栽培」です。室内でもOKです。
ベランダ栽培のよいところはいろいろありますが、私は「栽培用の土」を使えることが最も大きなメリットだと思っています。
別の記事でも書きますが、畑で野菜を育てるのに重要で、けっこう手間がかかるのが「土づくり」です。
栽培に適した土を作るには堆肥、肥料、石灰を適量混ぜ込む必要がありますが、
ベランダ栽培ではそれらが絶妙にブレンドされた土をホームセンターで買ってきてそのまま使うことができます。
あとはある程度の気温と日当たりがあれば大体のものは育てられます。
参考に私は今年は5月から大玉トマト、ミニトマト、キュウリ、青しそ、バジルをベランダで育てています。
これくらいは小さめのベランダに大きくない鉢を並べればできますので、畑の前の練習もかねてやってみてはいかがでしょうか?

まとめ

サラリーマンが畑をもつ方法についてまとめました。

代表的なものをかきましたが、この他にも方法はありますし、ベランダ栽培や水耕栽培のように畑がなくても野菜をつくる方法はけっこうあるものです。

トマトやシソ、ハーブ類は難しくありませんのでまずは育てやすいものから少しずつはじめてみることをお勧めします。

少しずつ大きくなる植物が近くにあるというのはとても生活を豊かにしてくれます。

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